2024年6月30日(日)新宿西教会主日礼拝説教「愛の発露」使徒行伝11章27~30節 深谷美歌子牧師 

 

https://youtu.be/uf6c0urX2No 新宿西教会主日礼拝説教ビデオ「愛の発露」使徒11:27~30深谷美歌子牧師。2024年6月30日

使徒行伝10章で、コルネリオというローマの百人隊長とその家族、家来たちにペテロが遣わされて、イエス様の福音の言葉を語った時、聖霊がくだり、異邦人も神様の救いの対象だったことを、同行した人々も目撃しました。

11章に入って、エルサレムに帰ったペテロ一行に、ユダヤ人クリスチャンたちのとがめるような言動に、同行した人々が異邦人が救われた出来事を証言しました。エルサレム教会は「それでは神は異邦人にも命に至る悔い改めをお与え担ったのだ」と認めました。コルネリオが救われたところは、カイザリアでしたが、19節からは遠くアンテオケでの福音の進展が記されているところでした。バルナバが遣わされて、パウロも働きに加わり、救われた人々は「キリストオタク」(クリスチャン)とあだ名されるほどイエス様の命に生かされたことを見てきました。

今日開かれた聖書はこのアンテオケ教会が地震被害のエルサレム教会に援助を送った記事です。

 

【聖書箇所の概説】

27-28節 アンテオケ教会に預言者達が来、地震の預言があり成就した。

29b節  兄弟たちに援助を決めた。

29a-30節 力に応じてすることを決め、実行した。

【メッセージのポイント】

1)預言をこころに止めよ。

27 そのころ、預言者たちがエルサレムからアンテオケにくだってきた。

 28 その中のひとりであるアガボという者が立って、世界中に大ききんが起るだろうと、御霊によって預言したところ、果してそれがクラウデオ帝の時に起った。           27-28節

 アンテオケで、教会ができていることを知った預言者たちがエルサレムからくだって来たとあります。Ⅰコリント12:28に、そして、神は教会の中で、人々を立てて、第一に使徒、第二に預言者、第三に教師とし、次に力あるわざを行う者、次にいやしの賜物を持つ者、また補助者、管理者、種々の異言を語る者をおかれた。とあります。当時の教会にはそのような働き人がいたことが解ります。その預言者が御霊によって預言したと書かれています。そしてその事が起こりました。AD46年ごろと言われています。聖霊に導かれた預言が成就した出来事でした。

今は教会には預言者という働き人はいませんが、聖書によって預言は与えられています。聖研でマタイによる福音書を学んでいます。最近イエス様が再び来られる日のことを学びました。その日が近づくとマタイ 24:5 多くの者がわたしの名を名のって現れ、自分がキリストだと言って、多くの人を惑わすであろう。6 また、戦争と戦争のうわさとを聞くであろう。注意していなさい、あわててはいけない。それは起らねばならないが、まだ終りではない。7 民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。またあちこちに、ききんが起り、また地震があるであろう。とあります。 

これらのことが頻繁に起こっているこの頃です。韓国には「自分が再臨のキリスト」と言う人が400人くらい、いるそうです。でもイエス様は再臨の時は「いなずまがひらめき渡るように来る」つまりだれもが一瞬でわかるように来ると語られています。でもそのような人が出ている事は確かです。戦争が起こっています。国連があっても対立する会議を開いたり不穏な世界ですね。飢饉、地震、疫病。最近までコロナが猛威を振るいました。これらの現象を心に留めて、目を覚ましていましょう。

2)兄弟に愛を注ぐものになっていた。

ユダヤに住んでいる兄弟たちに援助を送ることに決めた。 29節

 地震がエルサレム教会に被害を与えたことを聞いた時、援助を送ることを決めたとあります。

 前回の個所では、イエス様の命を頂いたものは、「クリスチャン」と呼ばれたことを見ました。難民となってアンテオケまで流れて来たキリスト者でしたが、持っていたイエス様の命があふれてアンテオケの人々にも受け取られ、何をするにも「イエス様」というので、「キリストオタク」「クリスチャン」と呼ばれるようになったのでしたね。

その彼らがエルサレム教会の被害を聞いたとき、早速援助を決めたのでした。生まれて1年ぐらいの教会がです。

 マタイによる福音書25章の最後は、イエス様の再臨の時の寓話が載っています。全ての国民が集められ、羊と山羊に分けられます。羊には、『わたしの父に祝福された人たちよ、さあ、世の初めからあなたがたのために用意されている御国を受けつぎなさい。 35 あなたがたは、わたしが空腹のときに食べさせ、かわいていたときに飲ませ、旅人であったときに宿を貸し、36 裸であったときに着せ、病気のときに見舞い、獄にいたときに尋ねてくれたからである』と羊に語られました。ところが祝福された羊は、その自覚がなかったのでした。

山羊は呪われて、悪魔と手下の入れられる永遠の火に入ってしまえと言われています。そして小さい者の一人にしなかったのは、わたしにしなかったのだと言われたのでした。こんな評価で、天国に入れる人がいるのでしょうか?良い事をして、全く自覚していない人、病気の人を見て絶対見捨てない人がいるでしょうか?ここを学んで解ったことは、だれも行いでは天国には入れないということでした。そして解ったことは、空腹のときに食べさせ、かわいていたときに飲ませ、旅人であったときに宿を貸し、36 裸であったときに着せ、病気のときに見舞い、獄にいたときに尋ねてくれたのは、イエス様だったということでした。良きサマリヤ人もイエス様でした。ユダヤ人の商人が強盗に襲われて倒れていた。普段仲の悪いサマリヤ人が介抱し、宿代を払い、足りなかったら帰りに払うと言ってくれたのでした。子供のころこの紙芝居がありました。布団の中で、涙にくれる商人がいました。イエス様が近寄り、犠牲になって下さったお陰で、私達クリスチャンも生かされました。御国に入るのは、十字架の赦しに寄り頼んで、入れていただく以外入れません。 

この無限の愛をいただいて御国に入れていただいた者は、イエス様がお送りくださった聖霊様に満たされて、罪に打ち勝ち、喜んで生きる者、愛するものとされ得ます。これが源泉です

ジョンウエスレーは、英国国教会の司祭でした。当然イエス様を信じていました。すでに米国に伝道牧会に行きましたが、失敗して、英国に帰っていました。その日(1738年5月24日35歳の時)もアルダスゲートにある家庭集会に重い足を引きずりながら、出席したそうです。午後9時15分前、彼は聖霊に満たされて罪の赦し、全人格の解放を経験しました。これ以後、彼の説教で導かれる人々が溢れ、野外で説教するほどになりました。(同時代の説教者、ホイットフィールドに依頼された経緯もありますが)英国のリバイバルでした。貧民街から讃美が溢れました。

3)力に応じて

29 そこで弟子たちは、それぞれの力に応じて、ユダヤに住んでいる兄弟たちに援助を送ることに決めた。30 そして、それをバルナバとサウロとの手に託して、長老たちに送りとどけた。

援助を送ることを決めたアンテオケの教会でしたが、この言葉には無理をしている様子はありません。喜んで、力に応じて捧げたようです。 

そしてこの募金は、他教会への援助であったと記されている方がいて、分りました。普段は自分の所属教会の活動の為に捧げているかもしれません。でも神の家族は自教会だけではなく必要な時助け合うのですね。

 今年の「日本伝道の幻を語る会」は当教会が会場です。テーマは「信仰の継承」「能登ヘルプ」です。どちらも私たちに今必要なテーマと思います。家庭は、社会の一番小さな単位かと思いますが、ここでイエス様にあるありようを導かれますように。これから結婚する方には、結婚に対するビジョンから与えられたらと願っています。

もう一つは「能登ヘルプ」です。クリスチャン新聞で見たと思いますが、教会と、一般の被災者へ、どのように対処していくか委員会が祈って対処していくようです。きっと導かれ、用いられるでしょう。

さて、本日は午後「津田梅子、心の旅路」講演会があります。津田梅子氏の生涯をさっと見ました。日本の女性の学び、働きのために、大きな働きをされました。河合道先生も恵泉女学院を信仰の理念をもって設立し素晴らしい女子教育をされました。本日は私が御用させていただきましたが、日本でキリスト教の女性教職が認められたのは、アメリカより早かったと聞いています。これらの先達が信仰から来る愛を注いでくださって今があります。 分に応じて捧げて用いていただきましょう!

祈り 父なる神様、神様のレベルに到底、達し得ない者でした。イエス様が代価を払い、聖霊様が来て下さって解放されました。あなたのあいを注ぐ者にしてください。御名によって祈ります。アーメン