新宿西教会アドベント特別礼拝説教「新しい契約に生きる」エレミヤ31:31~34 説教者:べアンテ・ボーマン宣教師

《新宿西アドベント礼拝》  「新しい契約の下で生きる」   2025.11.30
エレミヤ31:31~34                    ベアンテ・ボーマン宣教師

I. はじめに
 神様は一連の契約を通じて、段階的な贖いの計画を明らかにされました。

  1. ノアの契約: 
    創世記6章に記される、全人類が堕落した時、地は呪われました。それが「ノアの洪水」の記事です。しかし、今は、さいわいなことに、その呪いは解かれ、季節は途切れることなく続き、もはや裁きの洪水はありません。虹がその印であることを聖書は語ります。(創8:21-22; 9:11-13)。
  2. アブラハムの契約:
    アブラハムは、この地上の土地、国民、そしてすべての者への祝福の約束を受けました(創12:1-3)。
  3. モーセの契約:
    モーセの契約の時は、祭司はイスラエルの民と神様との間の仲介者でした。生活のための規則(十戒、613の律法があると言われます)、罪を覆うための儀式。これは条件付きで、祝福は、わたしたちが神様の導きに従順であった時の報酬でした(出19-24)。
  4. ダビデの契約:
    永遠の支配の約束と神の愛と恵みの最初の啓示です(撒下7:12-16)。メシア(ヘブル語=油注がれた者、ギリシャ語ではキリスト)はダビデの血筋から来る。

II. エレミヤ書31:31-34   新しい契約

エレミヤは、当時まだ未来である新しい契約について語っています。
それはモーセの契約のようなものではありません。主イエスはまさに、新しい契約の発案者であり、完成者です。主イエスが十字架にかかられる前の夜、ぶどう酒を取り言われました。「これは[新しい]契約の私の血です」(マタイ26:28)。十字架は始まりであり、ペンテコステの日が新しい契約の完成となります。

A. エレミヤ31:33a, 34a 霊による内住
 新しい契約は、外面の規則ではなく、内面における霊の働きです。体は霊の宮です(ヨハネ3:5-7; コリント第一6:19)。神に従うように私たちを動かし(エゼキエル36:27)、神の意志を成し遂げる力を与えます(エペソ3:16)。そして私たちに教え、助けるのです(ヨハネ14:26; ローマ8:26-27)。

B. エレミヤ31:33b わたしたちを神の御前に導くのです。
 主イエスの称号は、インマヌエル「神、私たちとともにいます」(マタイ1:23)。主イエスが死んだとき、「宮の幕は上から下まで二つに裂けた」(マタイ27:51)。旧契約では、大祭司だけが年に一度至聖所に入ることができました。キリストは、すべての人に神の前への道を開かれました(ヘブライ10:19-22; 4:16)。

C. エレミヤ31:34 完全な義
 新しい契約は愛と恵みに基づいています。神は十字架の完成した業を通して、わたしたちの罪を赦し、それを消し去るのです。

D. 新しい契約の中で生きる。
神様を愛することは律法の完成であり、成就なのです(マタイ22:37-38)
主イエスを愛することが従順の鍵です(ヨハネ14:15)。よみがえった主イエ
スは規則よりも、愛を好まれました(ヨハネ21:15-17)。新約聖書には「新しい契約の栄光」が、処々に記されます(コリント二3:7-18)。