新宿西平和主日礼拝説教「委ねられた神の言葉」ローマ信徒への手紙3:1~8   深谷春男牧師

8月7日(日)主日礼拝説教「委ねられた神の言葉」

聖書箇所:ローマ信徒への手紙3:1~8 ロマ連講⑰

説教者:深谷春男牧師

  今日は平和主日です。先日、北支区祈り会で、奨励の先生が結論として、語られました。「世界がどのように混乱しても神の言葉こそわたしたちの希望、キリストこそわたしたちの平和です。」 アーメン  続きを読む 新宿西平和主日礼拝説教「委ねられた神の言葉」ローマ信徒への手紙3:1~8   深谷春男牧師

新宿西修養会主日礼拝説教「歴史と教会の主イエスキリスト」ヨハネ黙示録4:1~5,8b   深谷美歌子牧師

7月31日(日)主日礼拝説教「歴史と教会の主イエスキリスト」

聖書箇所:ヨハネ黙示録4:1~5、8b

説教者:深谷美歌子牧師

 今日は教会修養会礼拝です。午後は深谷牧師が宗教改革から現代に至る教会の歴史について、語ってくれることになっています。

 入門コースで、教会の歴史はどこから始まりましたか?という質問をしますが、使徒行伝2章で、聖霊が来られた時から。というのはまず正解でしょう。 教会という言葉が聖書に出で来るのは、新約聖書からです。

 今日の聖書のテキストのヨハネ黙示録は、聖書の最後の書で、聖書は創世記から、黙示録で一冊の本として完結しています。

 そして内容は、世界の創造から、メシヤ(救い主)が送られるまでの、契約の時代。メシヤが送られた契約の成就の時代。最後はメシヤが新天新地をもたらして完成する。という筋の通った書物です。

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新宿西修養会主日礼拝説教「歴史と教会の主イエスキリスト」ヨハネ黙示録4:1~5,8b   深谷美歌子牧師

7月31日(日)主日礼拝説教「歴史と教会の主イエスキリスト」

聖書箇所:ヨハネ黙示録4:1~5、8b

説教者:深谷美歌子牧師

 今日は教会修養会礼拝です。午後は深谷牧師が宗教改革から現代に至る教会の歴史について、語ってくれることになっています。

 入門コースで、教会の歴史はどこから始まりましたか?という質問をしますが、使徒行伝2章で、聖霊が来られた時から。というのはまず正解でしょう。 教会という言葉が聖書に出で来るのは、新約聖書からです。

 今日の聖書のテキストのヨハネ黙示録は、聖書の最後の書で、聖書は創世記から、黙示録で一冊の本として完結しています。

 そして内容は、世界の創造から、メシヤ(救い主)が送られるまでの、契約の時代。メシヤが送られた契約の成就の時代。最後はメシヤが新天新地をもたらして完成する。という筋の通った書物です。

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新宿西教会講壇交換礼拝説教「福音の真理」ガラテヤ5:2~15 五日市教会牧師  細田隆先生

7月17日(日)主日礼拝説教「福音の真理」

聖書箇所:ガラテヤ5:2~15

説教者:細田隆牧師(五日市教会)

 このガラテヤの信徒への手紙は、使徒パウロが小アジアのガラテヤ地方の諸教会に宛てた手紙です。主イエス・キリストが生まれる200年と少し前、ヨーロッパの中程の地域から、ケルト系民族の人々が、小アジアのガラテヤ地方に移住して来ました。ギリシャ語でガラテヤ人と言われたこの人々は、ラテン語でケルト人と呼ばれる人々と同じです。しかし、使徒パウロが基を築いたガラテヤの諸教会の人々が、民族的にケルト系の人々であったかはわかりません。しかし、この小アジアのガラテヤ地方には、たくさんのケルト系の住民がいたことは確かです。

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新宿西教会主日礼拝説教「主は心を見る」ロマ2:17~29 講解⑯ 深谷春男牧師

7月10日(日)主日礼拝説教「主は心を見る」

聖書箇所:ロマ2:17~29 講解⑯

説教者:深谷春男牧師

 

【今日の聖書箇所の位置と概略】   

ローマ人への手紙の2章前後の部分の構造は次の通りです。

1:18~32  異邦人の罪  ①偶像礼拝 ②性的倒錯 ③具体的悪徳

2: 1~16  ユダヤ人の罪  ①裁きの心 ② 罪を認めない ③福音拒絶

2:17~29    ユダヤ人の罪 ①律法の有効性 ②割礼の有効性

3: 1~ 8  ユダヤ人のすぐれた点  神の言葉を委ねられた点

3: 9~20 全人類の罪 義人無し一人だに無し 律法は罪の自覚を生ず 

3:21~26  神の義(救い)の出現  救い(信仰義認)の提示

「ローマ信徒への手紙」は福音の本質を鋭く提示しています。パウロの問題意識は、「罪」という問題です。これはジョン・バンヤンが人間の心を「底なし沼」として描いているように、どんなにここの沼を埋めようとして、土砂が運ばれ、石が投げ入れられても埋まらない「底なし沼」なのです。この底なし沼のようなところに家を建てても、やがて傾いて沈んでしまう。ロマ書は、この底なし沼に備えられた唯一の土台について語ります。

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新宿西教会主日礼拝説教「慈愛と忍耐と寛容の富」ロマ2:1~11 講解⑯ 深谷春男牧師

7月3日(日)主日礼拝説教「慈愛と忍耐と寛容の富」

聖書箇所:ロマ2:1~11 講解⑮

説教者:深谷春男牧師

【今日の聖書箇所の概略と構造】

ロマ書第1章18節からパウロは、異邦人の罪を3つ指摘しました。

①霊的堕落、偶像礼拝が霊的混乱の原点である事

②道徳的堕落、人間は霊的な混乱から、情感に問題を持ち、倒錯した性的混乱にも言及する。

③理性的堕落、ゆがんだ心と具体的悪徳を生んできたと語りました。

内村鑑三はそれはちょうど、パウロが世界中の人を相手に論争している状況の如しと語っています。つまり、パウロは、まず異邦人の罪、真の神を知らず、神に仕える律法を知らない罪を厳しく糾弾しました。異邦人はシュンとなって顔を伏せたままです。

そのとなりにはひとかたまりのユダヤ人がいます。パウロの異邦人の罪の指摘に、やんやの歓声を上げて、「そうだ、そうだ!」と言っていた人々です。

パウロは異邦人の罪の指摘を終えるや、今度は、グルリと向きを変え、ユダヤ人へと向かいました。「ユダヤ人の罪」の指摘です。神の民として自認してきたユダヤ人への罪の指摘は、2:1-3:8まで続きます。

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