説教「山にむかいて目をあげる」ー都もうでの歌②ー 詩篇121篇 深谷牧師

2020年8月9日 主日礼拝
聖書箇所:詩篇121篇
説教者:深谷春男牧師

 先週から「人生巡礼の歌」「都もうでの歌」を読み始めました。先週は、詩篇120:7の「わたしは平安!」という言葉が、何回も心に浮かんできました。「わたしは平安(アニー・シャローム!)」。悩みと試練のただ中にあっても、神を信じ、神と共に生きる人生は、「わたしは平安!」と告白できる。「神その中にいませば都は動かじ」(詩46:5)ですね。ハレルヤ!

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説教「わたしは平安を願う」ー都もうでの歌①ー 詩篇120篇 深谷牧師

2020年8月2日 主日礼拝
聖書箇所:詩篇120篇
説教者:深谷春男牧師

 8月の第一日曜日は「平和主日」です。日本基督教団は1945年の第二次世界大戦の終結と、8月6日と9日に原爆の投下があり、実に人類が憎しみ合い、殺しあうことの悲惨さと愚かさをくりかえなさいという反省を込めて、この日を制定しました。この日、わたしどもは平和を祈りたいと思います。戦争、殺人、暴力、憎悪、復讐・・。人間の世界におこるあらゆる人間の本性に潜む罪の源としての憎しみと争いをわたしどものうちから断ちたいと願います。そして、その答は、「キリストこそ我らの平和」(エペソ2:14)にあります。  続きを読む 説教「わたしは平安を願う」ー都もうでの歌①ー 詩篇120篇 深谷牧師

奨励「天を想う生涯:細川ガラシャの真実」ー ヨハネ福音書14:1~6   ジャーナリスト守部喜雅氏

2020年7月26日 夏の特別礼拝
聖書箇所:ヨハネ14:1~6
奨励:守部喜雅氏氏

 2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公は明智光秀です。明智光秀と言えば、戦国時代に、天下統一を目指していた織田信長に謀反を起こし、本能寺の変で、信長を打ち取った悪臣として歴史に名をとどめています。「麒麟がくる」では、そのような悪いイメージではなく、16世紀の混迷の時代の中で、懸命に希望の光を追い求めた戦国武将として、光秀の真実な姿を描こうとしているようです。残念ながら、コロナウイルス禍のため、大河ドラマの撮影が一時ストップし、再放映は、8月30日からとのこと、期待をして待ちたいと思います。

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説教「我を贖う者は生きておられる」ー ヨブ記19:25~27   深谷牧師

2020年7月19日 聖霊降臨節第8主日礼拝
聖書箇所:ヨブ記19:25~27
説教:深谷牧師

 1971年の3月、わたしは献身を決意して、日本キリスト教団赤羽教会の2階の3畳屋根裏に住み込みまして、一年間、教会訓練を受けました。21歳の時です。当時の赤羽教会の牧師先生は高山慶喜先生で、70代後半の先生でした。温和な、姿勢の低い、やさしい先生でした。わたしはここでの1年間、大変豊かな体験をさせていただきました。この三畳の屋根裏は、教会の玄関口の2階にありました。2階に上がる階段は、まさに「はしご」でありまして、登る一段一段の踏み場は、板が一枚ずつで、下の方がそのまま見えました。わたしはそこで、内村鑑三先生のロマ書や矢内原忠雄先生のエレミヤ書などを読んで、大変豊かな生活をしておりました。平日は、大塚の職業訓練校に通いながら、軽印刷の学びもしておりました。

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説教「わが右の手をぐいっとつかみ」ー 詩篇73篇   深谷牧師

2020年7月12日 聖霊降臨節第7主日礼拝
聖書箇所:詩篇73篇
説教:深谷牧師

ある親しい牧師先生の証しを聞きました。 彼はこのように語りました。

「わたしは薬剤師をしておりました。あるとき、わたしの目の前にすばらしい女性が現れました。わたしは彼女に心奪われ、ついに二人は結婚にまで導かれました。わたしはドキドキしながら彼女の手を握り締めておりました。しばらくして、気がつきましたら、わたしの握っていた手は、イエス様の手だったのです。わたしは、妻に導かれ、一緒に歩んでいるうちに、いつの間にか教会に導かれ、救いに導かれ、更に献身に導かれて、神学校に行き、今気がつくと、なんと牧師になっていたのです。」

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