僕聞く、主よ、語り給え

2019年1月13日 2019年降誕節第3主日礼拝
聖書箇所:サムエル上3:1~14
説教:深谷春男牧師

 先週の一週間、心に残った出来事が沢山ありました。何よりも1月10日に持たれた愛する田原K兄のお葬儀でした。詳細は美歌子牧師がコラムで書いていてくれるのでお読みください。昨年の11月に撮ったという満面の笑顔で右手を挙げて挨拶している写真が印象的でした。また、「天国へのはしごとなられた田原K兄」の説教をさせていただいて、わたしどもの生涯はまさに、天国へと人々を紹介する使命に生きる!その通りだと思いました。佐藤姉の感話や周一兄の挨拶のあとの祈りに感銘を受けました。また、もう一つは1月6日の礼拝後に持たれた新年親睦会はすばらしいひと時。1人1人が、与えられた聖書の箇所を読み、新年を迎えた抱負と共に語られた内容が、聖書の言葉に裏づけられた告白で、とても感銘深く、たのもしい限りでした。  続きを読む 僕聞く、主よ、語り給え

その良い方を選んだ

2019年1月6日 2019年初主日礼拝
聖書箇所:ルカ福音書10:38~42
説教:深谷春男牧師

あけましておめでとうございます。新しい2019年がやってきました。今年もよろしくお願いいたします。「主日礼拝は一年に52回めぐってくる春である」と言われます。様々な厳しい、凍り付くような冷たい世界の現実の中にあっても、礼拝の場に座り、神様の温顔を拝し、その恵みの御言葉を頂くと、そこは天国の窓が開き、愛と恵みの神の国となります。ここで、癒され、整えられ、恵まれ、強められ、力を得て、この世へと遣わされてゆきます。この一年間、主日礼拝をしっかり守りつつ、出発いたしましょう。

三浦綾子さんのベストセラー小説、人間の原罪をテーマに描いた「氷点」の中で、主人公の陽子の父親、啓造が、道を求めて初めて教会を尋ねたところがあります。彼が教会に行きますと、その看板に説教題がありました。「なくてならぬもの」という題だったのです。彼は教会の玄関口まで行きながら、入る勇気が出てこなくて、そこから帰ります。その途中、「一体、聖書の言う『なくてならないもの』とは何なのだろ 続きを読む その良い方を選んだ

鷲のように翼を張ってのぼる

2019年1月1日 元旦礼拝
聖書箇所:イザヤ書40:27~31
説教:深谷春男牧師

 あけましておめでとうございます。新しく迎えた2019年。神様の豊かな祝福の中をまっすぐに歩みたいと思います。
もう、ずいぶん前のことになりますが、東京聖書学校が東久留米にあったころに、ある卒業式で信徒の代表者が挨拶されました。彼は若いときに剣道を習って、北辰一刀流の門下で学んだのだそうです。
「わたしの習いました北辰一刀流には学ぶべき点がたくさんありますが、これから、伝道の第一線で厳しい霊の戦いをされてゆく皆様に、僭越ながら、お言葉として、北辰一刀流の極意をお教えしたいと思います。」
式場は一種の緊張がありましたが、彼はおもむろに、
「それは『先先の先』と言います。・・・戦いに臨んで、精神を統一し、審判の『はじめ!』の号令がまだ終わらないうちに、最初の一打に渾身の力を込めて、『めーん!』と相手の頭上めがけてバッーと飛び込むのです。・・・・」
わたしはその話を聞いて、とても興味深く感じました。まさに、信仰の戦いにおいてもその通りだ、と思ったからです。朝、目覚めた時に、「ハレルヤ、主よ、感謝します!」と起き上がり、まず、主をほめたたえ、御言葉を頂いて、一日のために祈り、聖霊に満たされて立ち上がるのです。み言葉と聖霊に満たされて、サタンの頭上めがけて、「お面!」の一撃を食らわしての一日の勝利の出発をする伝道者のことを想像しました。また、伝道者の大きな働きは説教ですが、良く祈って整え、聖霊に満たされ、恵みと確信に満ちて講壇に立ち、語り出でる第一声から、勝利の一本!をとりたいと思わされました。J・ウェスレー、中田重治と千葉周作の顔が重なるような不思議な感覚でした。
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メシアを訪ねて 宝の箱を開ける

2018年12月31日 聖日礼拝
聖書箇所:マタイ福音書2:1~12
説教:深谷美歌子牧師

東京聖書学校吉川教会は4年前に改築しました。改築前は、十字架を下から照明して浮かび上がらせるようになっていました。しかし、明かりが暗くて、よく見えない感じがありました。改築の時に、LEDの十字架に付け替えました。夜空にくっきりと十字架が輝いています。どちらから来ても、それはよく見えるようになりました。
本日は、東の国で救い主誕生のしるしの星を見つけた博士達の箇所から、聖書の告げるクリスマスの意義を「メシヤ(救い主)を求める」という主題と、出会った者達が宝を捧げたことを見てまいります。
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おおきな大きな喜び

2018年12月23日 クリスマス聖日礼拝
聖書箇所:ルカ福音書2:1~14
説教:深谷春男牧師

喜びが湧いてくるというのは何といううれしいことでしょう。先週から今週にかけてうれしいことがいくつもありました。秋葉兄の洗礼決意!これは何にもましてすばらしい事でした。別の兄弟も洗礼を受けたいと語ってくださいました。また孫のアンナが、幼稚園のクリスマス会で天使ガブリエルの役をやったというのです。また、田原兄の病院に訪問したところ、田原家の3人のお嬢様がたが、お父さんお看護をしていてくださり、共に讃美し祈りました。お父さまの大好きな「干し柿」をお土産に持っていったら、「元気になったらこれあげますね」とお父様に言われた。そしたら、苦しそうだったお父さまが、笑顔を見せ、「お父さんが笑った!」と喜んでおられました。また美歌子先生が更生教会での新年聖会のために祈祷会ですばらしい説教をされたのもうれしかったですね。
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わが魂は主をあがめ

2018年12月9日 聖日礼拝
聖書箇所:ルカ福音書1:46~56
説教:深谷春男牧師

クリスマスが近づいています。クランツのろうそくも一本づつ火が灯って今日は2本目となりました。先週からアドヴェントとなりました。先週は美歌子先生が「おめでとう。恵まれた方。主があなたと共におられます」と語ってくださいました。「喜べ、恵まれた方、主が共におられる」という意味であったというのです。主が共にいて、豊かな祝福をもって導いてくださいました。「喜びに満ち、主の臨在を覚える一週間」でした。
アドヴェント二週目は「わが魂は主をあがめ」という日々を送りたい。
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おめでとう、恵まれた方

2018年12月2日 聖日礼拝
聖書箇所:ルカ福音書1:26~38
説教:深谷美歌子牧師

聖書学校の地史の先生で、奥興という先生がいました。「僕は天使に会ったことがあるんですよ。」とある日の授業で話してくれました。まだ子供の時、野原で遊んでいると「たかしさーん」と呼ぶ声がして、その方を見ると、天使が空中で手をこう当てて「たかしさーん」と呼んでいた。とのことでした。そのあと消えたのだと思います。「なぜあの時天使が現れたのか解りません。もしかしてそれ以上進むと崖があったとか危険なことがあったのかもしれません」と語られ、不思議なこととして、記憶にとどまっています。
 今日の箇所は有名な、受胎告知の記事ですが、天使が神様のメッセージを伝えています。私達に語られているメッセージを聞き取らせていただけますように。
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あなたがたではなく神です

2018年11月25日 聖日礼拝
聖書箇所:創世記45:1-8
説教:深谷春男牧師

教会の暦、教会暦で言いますと、一年の初めは「アドベント礼拝」から始まるのです。来週がアドベント礼拝です。アドベントは「到来」というラテン語から来ています。この世界に造り主、全能の神が、この世界に到来するのがクリスマス、その到来を待ち望む期間をアドベントと呼びます。今日は11月25日、教会暦で言いますと一年の最後締めくくりとなりますが、締めくくりにふさわしい御言葉を共に学びます。
「御手の中で」というワーシップ(ゴスペル)ソングがよく歌われます。

御手(みて)の中で すべては変わる 感謝に
我が行く道を 導き給え あなたの 御手の中で
御手の中で すべては変わる 賛美に
我が行く道に 表し給え あなたの御手の 業(わざ)を

聖書の信仰の特色の一つは歴史の見方にあります。ストレスの多い時代、厳しい環境の中を歩んだイスラエル民族の歴史は、現代のストレス社会のただ中に生きるわたしどもに勇気と力を与えます。
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石の枕と逆さはしご

2018年11月11日 聖日礼拝
聖書箇所:創世記28:10-22
説教:深谷春男牧師

先日、お茶の水クリスチャンセンターで福音功労賞の授賞式がありました。3人の方が受賞されました。その中の一人、星野富弘さんは健康がすぐれず欠席で、奥様がご出席されました。星野さんの所属教会の内田牧師先生が、祝辞を宣べられました。星野さんに、「現在の一番の願いは何ですか?」とお尋ねになられたそうです。そしたら星野さんは「一回でも多く礼拝に出席することです」とお答えになられたとのことでした。礼拝を中心にした、主の臨在の日々を歩まれる星野さんの生涯を思い浮かべました。
礼拝は神さまとの出会いの場、天が開ける恵みの場なのですね。
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復活の証人

2018年11月4日 聖日礼拝
聖書箇所:使徒行伝1:15~26
説教:深谷美歌子牧師

先日この教会で、戦争の証言集会と言うのが持たれました。福音とあまり関係ないのでは?と思って参加していなかったのですが、前回は尾山令仁先生が証言されるというので、もうご高齢の尾山先生からお話を伺うこともあまりないのでは、と思い、参加させていただきました。先生はアジア宣教に立つと思った時、マタイの5:23,24「兄弟と仲直りしてから、祭壇に捧げものをせよ」とのお言葉が響いて、「アジアに日本がした侵略の蛮行を謝ってから、宣教せよ。」と示されて、謝罪の旅を始めたと語られました。謝罪運動をしておられることは知っていましたが、そのような信仰の動機であったことを知りました。そして、韓国で反日集会が持たれたとき、何万人の人々の前で土下座して、謝罪したと、河先生が証言されました。口だけでなく、本当にその事がされたと言うことを知り、尊敬を覚えました。
証言とは、本人がどのような気持ちでその場に臨んだか、また、実際に行ったことを見ていた人がその時の出来事を語るものです。

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